「大阪版『改正増補英語箋』(卜部氏訳)における『仏語箋』の利用」
櫻井豪人
『論究日本近代語』3(勉誠出版), 2024年04月, [査読有り]
「『波留麻和解』諸本における出典記号(圏符)の種類とその分布」
櫻井豪人
『国語語彙史の研究』43(和泉書院), 2024年03月, [査読有り], [招待有り]
「松村明氏旧蔵『波留麻和解』について」
櫻井豪人
『近代語研究』24(武蔵野書院), 2024年03月
「洋学資料における単語集の特徴―辞書との関係と相違点を中心に―」
櫻井豪人
『日本語の研究』19-2, 2023年08月, [招待有り]
「『波留麻和解』に見る近代漢語の定着過程(続編)―預防(予防)・預備(予備)・預定(予定)・預知(予知)の訓読み例―」
櫻井豪人
『国語語彙史の研究』42(和泉書院), 2023年03月, [査読有り]
「『改正増補蛮語箋』の「草」部と「木」部について(下)」
櫻井豪人
『近代語研究』23(武蔵野書院), 2022年09月
「外国語との接触により生じた翻訳漢語」(【特集】外国語が変えた日本語)
櫻井豪人
『日本語学』41-2, 2022年06月, [招待有り]
「『波留麻和解』に含まれる出現時期の早い訳語」
櫻井豪人
『論究日本近代語』2(勉誠出版), 2022年03月, [査読有り]
「『波留麻和解』に見る近代漢語の定着過程 ―濾過(漉過)・凝固・結合・思考・圧搾・嫌悪の訓読み例―」
櫻井豪人
『国語語彙史の研究』41(和泉書院), 2022年03月, [査読有り]
「「オーストラリア」の「豪」系音訳表記について 」
櫻井豪人
『茨城大学人文社会科学部紀要 人文社会科学論集』1, 2022年02月
「『改正増補蛮語箋』の「草」部と「木」部について(上)」
櫻井豪人
『近代語研究』22(武蔵野書院), 2021年03月
「刊本蘭日辞書の見出し語配列について」
櫻井豪人
『茨城大学人文社会科学部紀要 人文コミュニケーション学論集』7, 2021年01月
「『類聚紅毛語訳』「服飾」部の色名と「六十種間色」」
櫻井豪人
『名古屋大学国語国文学』113, 2020年11月, [査読有り]
「『西洋医言』の諸本と『類聚紅毛語訳』 」
櫻井豪人
『茨城大学人文社会科学部紀要 人文コミュニケーション学論集』6, 2020年03月
「『改正増補英和対訳袖珍辞書』と異なる『英仏単語篇注解』の訳語について(4)」
櫻井豪人
『近代語研究』21(武蔵野書院), 2019年09月
「近世楷書体文献の電子テキスト化における漢字字体処理について―『和蘭字彙』を例に―(続編) 」
櫻井豪人
『茨城大学人文社会科学部紀要 人文コミュニケーション学論集』2, 2018年03月
「『改正増補英和対訳袖珍辞書』と異なる『英仏単語篇注解』の訳語について(3)」
櫻井豪人
『近代語研究』20(武蔵野書院), 2018年03月
「『改正増補英和対訳袖珍辞書』と異なる『英仏単語篇注解』の訳語について(2)」
櫻井豪人
『近代語研究』19(武蔵野書院), 2016年09月
「『改正増補英和対訳袖珍辞書』と異なる『英仏単語篇注解』の訳語について(1)」
櫻井豪人
『近代語研究』18(武蔵野書院), 2015年02月
「『和蘭字彙』に見られない『英和対訳袖珍辞書』初版の訳語―その2:Medhurst英華字典の訳語に改変を加えている訳語―」
櫻井豪人
『国語語彙史の研究』33(和泉書院), 2014年04月, [査読有り]
「『和蘭字彙』に見られない『英和対訳袖珍辞書』初版の訳語―その1:Medhurst英華字典の訳語をそのまま用いている訳語―」
櫻井豪人
『近代語研究』17(武蔵野書院), 2013年10月
「『和蘭字彙』電子テキスト化による『英和対訳袖珍辞書』初版の訳語の研究」櫻井豪人, 『英和対訳袖珍辞書』初版(文久二1862年刊)の訳語は約6〜7割が『和蘭字彙』の訳語と一致すると言われてきたが、具体的にどの語が『和蘭字彙』から取られた訳語であるかを特定することがこれまで困難であった。本研究では、『和蘭字彙』の日本語部分の全てを電子テキスト化することで『和蘭字彙』の訳語を直接検索可能にし、それにより、『和蘭字彙』に見られない『袖珍』初版の訳語の例を明確に示すとともに、それらから窺われる『袖珍』初版の訳語の特色と編纂態度の一端を描き出した。, 日本語学会
『日本語の研究』9-3, 2013年07月,
[査読有り] 「アーネスト・サトウ『会話篇』PartⅡ訳注稿(5)」
櫻井豪人
『茨城大学人文学部紀要 人文コミュニケーション学科論集』11, 2011年09月
「『英和対訳袖珍辞書』初版草稿の諸相と蘭書の利用」櫻井豪人, 2007年に発見された『英和対訳袖珍辞書』初版(文久二,1862年刊)の草稿について、同辞書の底本であるPicard英蘭辞典の初版および第2版と『和蘭字彙』とで対照させてみると、それらだけでは導き出せない訳語が浮かび上がってくる。それらの訳語について、同時代に参照可能であった他の英蘭辞典(Holtrop・Hooiberg・Bomhoff)や蘭蘭辞典(Weiland)と『和蘭字彙』とで対照させたところ、実際にそれらの蘭書によって導き出されたと見られる訳語があることを初めて実証した。また、草稿は各葉ごとに編集方法の違いが見受けられることも同時に指摘した。, 日本語学会
『日本語の研究』7-3, 2011年07月,
[査読有り] 「アーネスト・サトウ『会話篇』PartⅡ訳注稿(4)」
櫻井豪人
『茨城大学人文学部紀要 人文コミュニケーション学科論集』10, 2011年03月
「アーネスト・サトウ『会話篇』PartⅡ訳注稿(3)」
櫻井豪人
『茨城大学人文学部紀要 人文コミュニケーション学科論集』9, 2010年09月
「『三語便覧』の訳語と『ドゥーフ・ハルマ』『雑字類編』―「人品」部を例として―」
櫻井豪人
田島毓堂編『日本語学最前線』(和泉書院), 2010年04月, [査読有り], [招待有り]
「アーネスト・サトウ『会話篇』PartⅡ訳注稿(2)」
櫻井豪人
『茨城大学人文学部紀要 人文コミュニケーション学科論集』8, 2010年03月
「アーネスト・サトウ『会話篇』PartⅡ訳注稿(1)」
櫻井豪人
『茨城大学人文学部紀要 人文コミュニケーション学科論集』7, 2009年09月
「『改正増補蛮語箋』「火器」部について ―『海上砲術全書』との関係―」
櫻井豪人
『国語語彙史の研究』24(和泉書院), 2005年03月, [査読有り]
「『類聚紅毛語訳』附録『万国地名箋』について」
櫻井豪人
田島毓堂編『語彙研究の課題』(和泉書院), 2004年03月, [査読有り]
「『仏語明要』の原本と成立過程」櫻井豪人, 『仏語明要』(1864年刊)は,村上英俊が編纂した日本初の本格的仏和辞典である。従来,この辞書はアグロンの仏蘭辞典に拠って編纂されたとする説があったが,出版記録にブリュッセの仏蘭辞典に拠ったと記されているのを見出し,初めてその検証を行なった。その結果,見出し語の約八割程度をブリュッセ仏蘭辞典に拠っていたことが判明したが,同時にアグロン仏蘭辞典も無関係というわけでなく,双方の辞書が『仏語明要』の訳語に影響を与えていることを指摘した。また,いくつかの歴史的資料を新たに提示することにより,『仏語明要』の成立過程の解明に迫った。, 日本語学会
『国語学』54-4(通巻214), 2003年10月,
[査読有り] 「『改正増補蛮語箋』「日用語法・会話」部の底本」
櫻井豪人
『名古屋・ことばのつどい 言語科学論集』名古屋大学大学院文学研究科, 2003年05月, [査読有り]
「『三語便覧』の底本 ―Cazelles単語集第15版及び第16版との比較―」
櫻井豪人
『名古屋大学日本語学研究室 過去・現在・未来』, 2002年04月, [査読有り]
「二つの『改正増補英語箋』における増補について」櫻井豪人, In 1872, two vocabulary books titled
Kaisei Zôho Eigo Sen (改正増補英語箋) were published, each of which was a revised and enlarged edition of Eigo Sen (英語箋), published in 1861. One was published in Tokyo, the other in Osaka.In this paper they are called the Tokyo edition and the Osaka edition. They are very similar because both of them were compiled mainly from the same vocabulary books :
Eigo Sen and the Igirisu Tango Hen (英吉利単語篇) group of texts. However, the editors of the Tokyo and Osaka editions are different and there are some differences in content as well.
This paper points out the following matters on how Eigo Sen was enlarged into two editions titled
Kaisei Zôho Eigo Sen.
1. Two texts were used in enlarging the Tokyo edition : (1)
Zôtei Kaei Tsûgo (増訂華英通語), a vocabulary book revised and enlarged by Yukichi Fukuzawa, published in 1860; (2)
Chikan Kelmô (智環啓蒙), a textbook used at Anglo-Chinese College, written in English and Chinese, and published in 1857.
2. The Osaka edition was enlarged using
New Guide to Modern Conversations, compiled by Bellenger, and reprinted in Tokyo in 1871.
3. In a previous study, it was argued that the Osaka edition was enlarged using the so-called Satsuma Jisho (薩摩辞書).This paper points out that the first edition of Satsuma Jisho, published in 1869, was used, but probably not the 1871 second edition.
4. A table shows how many words were extracted from
Eigo Sen, the
Igirisu Tango Hen group of texts,
Zôtei Kaei Tsûgo, New Guide to Modern Conversations, and
Satsuma Jisho in each edition of
Kaisei Zôho Eigo Sen., Historical Society of English Studies in Japan
『英学史研究』33, 2000年10月,
[査読有り] 「二つの『改正増補英語箋』 ―双方の関係と編纂方法の相違―」
櫻井豪人
『国語語彙史の研究』19(和泉書院), 2000年03月, [査読有り]
「『三語便覧』の成立事情」
櫻井豪人
『名古屋大学国語国文学』85, 1999年12月, [査読有り]
「『英語箋』から二つの『改正増補英語箋』へ ―書誌が語る出版事情―」
櫻井豪人
『日本語論究』6(和泉書院), 1999年12月, [査読有り]
「村上英俊の板本書誌」櫻井豪人, 日蘭学会
『日蘭学会会誌』24-1(通巻46), 1999年10月,
[査読有り] 「『英語箋』の編纂方法と誤訳」
櫻井豪人
『名古屋大学国語国文学』84, 1999年07月, [査読有り]