フジハラ サダオ藤原 貞朗教授Sadao FUJIHARA
■研究者基本情報
経歴
研究者からのメッセージ
(研究者からのメッセージ)
(研究経歴)
1993-1996 エドゥアール・マネの研究 ,1997-1999 アンリ・フォシヨンの研究 ,2000-2002 西欧東洋学者による極東美術史編纂の研究 ,2002-2003 旧フランス領インドシナにおける考古学・美術史とフランスの植民地行政(科研費若手研究B),2004-2006 20世紀前半期の欧米における中国考古学・古美術研究の批判的検討(科研費若手研究B),2007－2010 １．大戦間期のフランス美術史編纂の批判的検討、２．近代の欧米・日本・中国における中国古美術評価の比較検討、３．山下清をめぐる昭和史の研究、４．ポストジャポニスム期の浮世絵編纂の研究、５．ジャポニスム陶芸（カリエス派）
■研究活動情報
受賞
論文
- 日仏会館とフランスの東洋学者たち
藤原貞朗, 筆頭著者
日仏文化, 2024年04月, ［査読有り］, ［招待有り］ - 美術史学と考古学
藤原貞朗, 筆頭著者
考古学研究会70周年記念誌 考古学の輪郭, 2024年04月, ［査読有り］, ［招待有り］ - Book Review: Michael Falser. Angkor Wat: A Transcultural History of Heritage, Volume 1, Angkor in France.; Angkor Wat: A Transcultural History of Heritage, Volume 2 Angkor in Cambodia., Boston: De Gruyter Art & Architecture, 2019
Sadao Fujihara, 筆頭著者
Southeast Asian Studies, 2023年04月, ［査読有り］, ［招待有り］ - 〔主要な業績〕De l’Affaire Banteay Srei au Musée imaginaire. André Malraux dans le contexte de l’archéologie asiatique entre les deux guerres
Sadao Fujihara, Classiques Garnier, Paris
Malraux vu du Japon. Roman, essai et arts （HATA Ayako, NAGAÏ Atsuko, YOSHIMURA Kazuaki, YOSHIZAWA Hideki(dir.)）, 2023年02月, ［査読有り］ - 五浦美術文化研究所の創設と草創期の活動をめぐって
藤原貞朗, 茨城大学五浦美術文化研究所
五浦論叢, 2022年12月 - ルネ・ユイグと共和国の美術史編纂 モダニズム終焉の認識とネオ・ユマニスム
日仏美術学会
日仏美術学会会報, 2022年10月 - 〔主要な業績〕『幻想の中世』と近代の日仏文化交流 中世美術史家と東洋学者のネットワーク
日仏会館
日仏文化, 2022年03月 - 戦後の３つのキャッチフレーズからみる山下清の再評価
鹿児島市立美術館ほか
生誕百年 山下清展 百年目の大回想』（展覧会カタログ）, 2022年03月, ［招待有り］ - 〔主要な業績〕ジャン・カリエスと芸術的な炻器の誕生
白水社
ふらんす, 2021年11月, ［招待有り］ - 陶芸と『放浪の画家』のイメージ
2021年08月 - 〔主要な業績〕バンテアイスレイ事件から『想像の美術館』へ アジア考古学史のなかのアンドレマルロー
上智大学出版
永井敦子ほか編『アンドレ・マルローと現代 ポストヒューマニズム時代の〈希望〉の再生』, 2021年04月, ［査読有り］, ［招待有り］ - エドゥアール・マネ
ミネルヴァ書房
川口茂雄ほか編著『現代フランス哲学入門』, 2020年04月 - 両大戦間のエドゥアール・マネ 生誕百年記念展の転生とアナクロニズム
藤原貞朗, 花鳥社
稲賀繁美編『映しと移ろい 文化伝播の器と蝕変の実相』, 2019年, ［招待有り］ - ピカソからマネへ 1932年のマネ生誕百年記念展とアナクロニズムの歴史編纂
藤原貞朗, 茨城大学人文社会科学部
茨城大学人文社会科学部紀要 人文コミュニケーション学科論集, 2019年 - 大戦間および戦時のインドシナ学をめぐる日仏東洋学者の学術交流
藤原貞朗, 日仏東洋学会
通信, 2018年03月, ［査読有り］, ［招待有り］ - （書評）「ファン・ゴッホ 巡りゆく日本の夢」
『図書新聞』, 2018年02月24日, ［査読有り］ - 近代日本人はいかにして中国古美術研究へと向かったか～古銅器の蒐集と研究を中心に
愛知大学現代中国学会編、東方書店
中国21, 2018年01月, ［査読有り］ - 天心の〈子ども〉たち 日本美術史の思想はどう継承されたのか
思文閣出版
井上章一編『学問をしばるもの』, 2017年10月, ［査読有り］ - 永仁の壺と昭和の陶芸史 ニセモノから芸術史を再考する試み
思文閣
稲賀繁美編『海賊史観からみた世界史の再構築 交易と情報流通の現在を問い直す』, 2017年03月, ［査読有り］ - 「作品解説」、タルディ、ヴェルネー著、藤原貞朗訳『汚れた戦争』
2016年12月 - （展覧会評）「赤瀬川原平の芸術原論展」
広島市文化財団
『ひろしま2015－16』, 2016年12月, ［招待有り］ - 1931年のパリ植民地博覧会の芸術と古典主義～植民地主義と古典主義の奇妙な同居
藤原貞朗, 竹林舎
天野知香編『西洋近代の都市と芸術3 パリII 近代の相克』, 2015年11月, ［招待有り］ - Les échanges entre le Japon et l’Indechine française durant la Seconde Guerre mondiale; aux origines de la collection d’art khmer du Musée national de Tokyo
Maison franco-japonaise
Ebisu (Etudes japonaises), 2015年10月, ［査読有り］ - 大衆の中の芸術家、山下清～終戦以後
藤原貞朗
花美術館, 2015年05月 - 〈似セモノ〉と〈写し〉の価値転換、昭和30年代の「永仁の壺」事件と荒川豊蔵作《随縁》をめぐって
藤原 貞朗; FUJIHARA Sadao, 茨城大学人文学部
茨城大学人文学部人文コミュニケーション学科論集, 2014年09月 - リヨンと日本の知られざる文化交流と日仏会館
藤原貞朗
ふらんす, 2014年01月 - 〈ホンモノのゴッホ〉は日本に何をもたらしたのか？～昭和33年のフィンセント・ファン・ゴッホ展をめぐって（下）
藤原貞朗, 茨城大学人文学部
茨城大学人文学部紀要 人文コミュニケーション学科論集, 2013年09月 - 〈ホンモノのゴッホ〉は日本に何をもたらしたのか？～昭和三三年のフィンセント・ファン・ゴッホ展をめぐって（上）
藤原 貞朗, 茨城大学人文学部
茨城大学人文学部紀要 人文コミュニケーション学科論集, 2013年03月 - 日仏美術学会ワークショップ報告「1920〜30年代の美術史家と美術批評家－フランス美術史編纂の歴史的研究試論（3）」
日仏美術学会会報, 2012年06月 - 日仏美術学会第120回例会発表要旨「マネの筆致をどう記述するか」
日仏美術学会会報, 2012年06月 - 日本の東洋美術史と瀧精一、中国美術史編纂をめぐる国際的・学際的競合
藤原貞朗
稲賀繁美編『東洋意識、夢想と現実のあいだ』, 2012年03月 - 日仏美術学会ワークショップ報告「1920〜30年代の美術史家と美術批評家－フランス美術史編纂の歴史的研究試論（2）」
藤原貞朗,吉田紀子,阿部成樹,飛島隆信
『日仏美術学会会報』29号, 2010年 - 「アンコール遺跡の考古学史にみる復原の思想～フランス極東学院所蔵の月間報告書の解読（１）」
藤原 貞朗; フジワラ サダオ; FUJIWARA Sadao, 茨城大学人文学部
茨城大学人文学部紀要 人文コミュニケーション学科論集』, 2010年 - 翻訳と解題、アンリ・フォシヨン著『日本の版画と19世紀後半期の西欧絵画』
五浦論叢, 2008年11月 - 第二次世界大戦期の日本と仏領インドシナの文化協力〜アンコール遺跡の考古学をめぐって〜（後編）
藤原 貞朗; フジハラ サダオ; FUJIHARA Sadao, 茨城大学人文学部
茨城大学人文学部紀要 社会科学論集, 2008年09月 - 第二次世界大戦期の日本と仏領インドシナの文化協力〜アンコール遺跡の考古学をめぐって〜（前編）
藤原 貞朗; フジハラ サダオ; Fujihara Sadao, 茨城大学人文学部
茨城大学人文学部紀要社会科学論集, 2008年03月 - パリの万国博覧会とアンコール考古学の近代化
Art and Culture in East Asia, 2007年, ［査読有り］, ［招待有り］ - パリのアンコール・ワット
Quest and Encounter : The Asian Humanities in a Global Context(Institute of Humanities, Chungbuk National University), 2006年06月, ［査読有り］, ［招待有り］ - 20世紀前半期のフランスにおける東洋美術研究の理念と方法、植民地主義・形式主義・普遍主義
日仏美術学会会報, 2006年05月, ［招待有り］ - « Henri Focillon et la pensée asiatique de Tenshin Okakura »
Aesthetics, 2006年03月, ［査読有り］, ［招待有り］ - 「東洋美術史学の起源における歴史観・文化的価値観・分析方法をめぐる日本と欧米の競合について、総合的検討」
藤原 貞朗; フジハラ サダオ; FUJIHARA Sadao, 茨城大学人文学部
『茨城大学人文学部紀要人文学科論集』, 2006年03月 - マネの筆致をどう記述するか
若山映子先生ご退職記念論文集, 2006年 - 「東洋美術史學의 형성과정에서의 역사적•문화적 가치관: 분석방법을 둘러싼 일본과 歐美의
『美術史論壇』(韓國美術研究所）, 2005年, ［査読有り］, ［招待有り］ - 「東洋美術史學의 형성과정에서의 역사적•문화적 가치관: 분석방법을 둘러싼 일본과 歐美의
『美術史論壇』(韓國美術研究所）, 2005年, ［査読有り］, ［招待有り］ - L’Extrême-Orient d’Henri Focillon
La Vie des fromes ; Henri Focillon et les arts, Paris, Institut national d’histoire de l’art, catalogue d’exposition tenue au Musée des Beaux-Arts de Lyon, Édition Snoeck, Paris., 2004年, ［招待有り］ - 20世紀前半期におけるアンコール遺跡の考古学と仏領インドシナの植民地政策
藤原 貞朗, 一八九八年にサイゴンに組織され、一八九九年、名称を改めて、ハノイに恒久的機関として設立されたフランス極東学院は、二〇世紀前半期、アンコール遺跡の考古学調査と保存活動を独占的に行った。学術的には多大な貢献をしたとはいえ、学院の活動には、当時インドシナを植民地支配していたフランスの政治的な理念が強く反映されていた。 一八九三年にフランス領インドシナ連邦を形成し、世界第二の植民地大国となったフランスは、国際的に、政治、経済および軍事的役割の重要性を誇示した。極東学院は、この政治的威信を、いわば、学術レベルで表現した。とりわけ、活動の中心となったアンコールの考古学は、フランスが「極東」に介入し、「堕落」したアジアを復興する象徴として、利用されることとなった。学院は、考古学を含む学術活動が、「植民地学」として、政治的貢献をなしうるものと確信していたのである。しかし、植民地経営が困難となった一九二〇年代以降、学院は、学術的活動の逸脱を繰り返すようになる。たとえば、学院は、調査費用を捻出するために、一九二三年より、アンコール古美術品の販売を開始する。「歴史的にも、美術的にも、二級品」を、国内外の美術愛好者やニューヨークのメトロポリタン美術館などの欧米美術館に販売したのである。また、第二次大戦中の一九四三年、学院と日本との間で「古美術品交換」が行われ、学院から、東京帝室博物館に、「総計八トン、二三箱のカンボジア美術品」が贈られるのである。いわば、政治的な「貢ぎ物」として、日本にカンボジアの古美術品が供されるかたちとなった。 アンコールの考古学は、フランスの政治的威信の高揚とともに立ち上げられ、その失墜とともに逸脱の道を歩む。具体的な解決策を持たないまま一九五〇年代まで継続された植民地政策のご都合主義に、翻弄される運命にあったのである。アンコール遺跡の考古学の理念が、「過去の蘇生」の代償として「現在の破壊」を引き起こしてきたこと、アンコール考古学の国際的な成熟が、現地に多大な喪失を強いたという歴史的事実を確認したい。再び、アンコール遺跡群の保存活動が開始された現在、この歴史的事実を確認する意義はきわめて大きい。, 国際日本文化研究センター
日本研究(国際日本文化研究センター紀要）, 2002年, ［招待有り］ - アンコール遺跡の保存と破壊のあいだに―仏印時代、フランス極東学院の知られざる行状とその結末
民族藝術(民族藝術学会), 2002年 - アンリフォシヨンの美学・美術史における岡倉天心の影響
藤原 貞朗, Entre 1910 et 1927, Henri Focillon etudie intensement l'art asiatique, publiant trois livres et cinq articles en la matiere. Les ouvrages doivent beaucoup a la pensee de Tenshin Okakura, dont Les Ideaux de l'Orient a ete traduit en francais en 1917, quatorze ans apres la publication de la version originale. La lenteur de cette traduction fait surgir dans les annees 1920 et 1930 en France, la conception inattendue de l'histoire de l'art asiatique, ce qu'il convient d'appeler "l'histoire universelle de l'art". Le livre d'Okakura a deja perdu de son autorite dans les annees 1910. L'aspect ideologique de son idee "pan-asianiste" a ete stigmatise du point de vue scientifique. Mais Focillon n'hesite pas a admirer sa perspective historique, bien structuree, parce qu'il y devine la possibilite de degager l'universalite de l'art. Okakura, pronant son idee de "l'unite de l'Asie", opposait l'art asiatique a l'art occidental. Focillon, a son tour, utilise la notion d' "unite", tout en l'extrapolant au dela de "l'antinomie Orient-Occident". Il envisage de remplacer "l'unite de l'Asie" par un concept plus megalomane de "l'unite de l'Eurasie". Reflechissant a la fois sur l'ideal d'Okakura et sur le probleme politique d'apres-guerre, Focillon en arrive a etablir une espece d' "histoire universelle de l'art"., 美学会
美學, 2001年 - Henri Focillon et le Japan
Histoire de l'art, 2000年, ［招待有り］ - 脱様式史としての美術史記述、美術批評家／美術史家マイケル・フリードの場合
Art and critique, 1992年
MISC
- 〔主要な業績〕風を送るウツワ
藤原貞朗
『松田路子展 はるかに広がる青を見る』展覧会パンフレット, 2025年03月
筆頭著者 - 〔主要な業績〕超リアリスト・マクロン仏大統領がブチ上げた「時代錯誤」ルーヴル大改装計画の理想と政治的思惑
藤原貞朗
講談社ブログ「現代ビジネス」, 2025年02月 - 〔主要な業績〕エッフェル塔×「昭和の日本人」＝『シン・エヴァンゲリオン』 刷り込まれたパリへの憧れ
藤原貞朗
講談社ブログ「現代ビジネス」, 2024年11月
筆頭著者 - パリオリンピック開会式「謎演出」を《世界一のブランド》ルーヴル美術館の戦略から読み解き直す
藤原貞朗
講談社ブログ「現代ビジネス」, 2024年11月
筆頭著者 - 〔主要な業績〕シンポジウム『美術館・展覧会・美術史はなんのためにあるのか』をめぐる問題提起
藤原貞朗
五浦論叢, 2024年11月, ［招待有り］
筆頭著者 - 書評：範麗雅著『中国芸術というユートピア―ロンドン国際展からアメリカの林語堂へ―』
『中国21』, 2020年02月 - （翻訳）エルベ・カベザス著「1920－30年代のパリのエキゾティシズム」
『エキゾティック×モダン』展覧会カタログ, 2019年, ［査読有り］ - 「作品解説」、タルディ著、藤原貞朗訳『塹壕の戦争 1914-1918』
藤原貞朗
2016年11月, ［招待有り］ - 七ヶ宿からパリへ パリ展覧会報告
『無限の会』会報, 2015年10月 - （展覧会評）「仮面と文明、野生の接点、東京都庭園美術館『マスク展』」
藤原貞朗
『読売新聞』, 2015年06月18日, ［招待有り］ - 翻訳 ドミニック・ジャラセ著「ローマ賞の近代派たち、フランスのアール・デコ様式におけるマニエリスムの一流派」
展覧会カタログ『幻想絶佳、アール・デコと古典主義』, 2015年01月 - 書評 荒井信一著『コロニアリズムと文化財』
日本経済新聞, 2012年08月12日 - 「レンブラント作《バテシバ》と愛の苦悩をめぐる研究ノート」
『文学史・文化史・思想史における愛』（茨城大学人文学部共同研究ユニット報告書：代表・大畠一芳）, 2009年03月 - 「訳者あとがき」（ダリオ・ガンボーニ著『潜在的イメージ、モダン・アートの曖昧性と不確定性』）
ダリオ・ガンボーニ著『潜在的イメージ、モダン・アートの曖昧性と不確定性』三元社, 2007年09月25日 - ダリオ・ガンボーニ著『潜在的イメージ』紹介文
NR出版会新刊重版情報, 2007年09月 - 移りゆく植民地時代の記憶、旧アフリカ・オセアニア博物館の閉館
産経新聞, 2006年10月23日, ［招待有り］ - 書評「島本浣著『美術カタログ論』」
産経新聞, 2005年10月03日, ［招待有り］ - 「展覧会紹介『形の生命、アンリ・フォシヨンと芸術』展（2004年1‐4月、リヨン美術館）――エレーヌ・バルトルシャイティスに捧げる――」
藤原 貞朗
『日仏美術学会会報』, 2005年05月, ［査読有り］ - モノをめぐる物語と理念としての美術史の二重の距離
あいだ(『あいだ』の会), 2003年03月 - 現代美術の外と内をめぐる逆症療法―服部正著『アウトサイダー・アート』について
あいだ(『あいだ』の会), 2003年 - 節度なき彫刻、1870年以降の彫刻レアリズムをめぐる考察
鹿島美術研究年報, 1998年 - 書評、稲賀繁美著『絵画の黄昏』
週刊読書人, 1996年04月18日
書籍等出版物
- ジャポニスムを考える 日本文化表象をめぐる他者と自己
高木陽子、村井則子、高馬京子、藤原貞朗, 共編者(共編著者)
思文閣出版, 2022年04月, ［査読有り］
4784220348 - 「新訂増補版後記」、森田義之・小泉晋弥編『新訂増補 岡倉天心と五浦』
藤原貞朗, その他
中央公論美術出版, 2021年03月 - 茨城大学社会連携センター・五浦美術文化研究所編『岡倉天心 五浦から世界へ～国際岡倉天心シンポジウム2016』
共著
思文閣出版, 2018年02月 - 「天心の〈子ども〉たち 日本美術史の思想はどう継承されたのか」、井上章一編『学問をしばるもの』
藤原貞朗, 共著
思文閣出版, 2017年10月 - 井上章一編『学問をしばるもの』
井上章一編, 共著
思文閣出版, 2017年10月 - 「永仁の壺と昭和の陶芸史 ニセモノから芸術史を再考する試み」、稲賀繁美編『海賊史観からみた世界史の再構築 交易と情報流通の現在を問い直す』
藤原貞朗, 共著
思文閣, 2017年03月, ［査読有り］ - 稲賀繁美編『海賊史観からみた世界史の再構築 交易と情報流通の現在を問い直す』
共著
思文閣, 2017年03月 - 〔主要な業績〕（翻訳）タルディ、ヴェルネー著『汚れた戦争』
単訳
共和国, 2016年12月 - 〔主要な業績〕（翻訳）タルディ著『塹壕の戦争』
単訳
共和国, 2016年11月 - 「1931年のパリ植民地博覧会の芸術と古典主義～植民地主義と古典主義の奇妙な同居」、天野知香編『西洋近代の都市と芸術3 パリII 近代の相克』
藤原貞朗, 共著
竹林舎, 2015年11月 - 天野知香編『西洋近代の都市と芸術3 パリII 近代の相克』
1931年のパリ植民地博覧会の芸術と古典主義～植民地主義と古典主義の奇妙な同居, 共著
竹林舎, 2015年11月 - 〔主要な業績〕山下清と昭和の美術 「裸の大将」の神話を超えて
服部正・藤原貞朗, その他
名古屋大学出版会, 2014年 - 앙코르와트 제국주의오리엔탈리스트와 앙코르 유적의 역사활극
藤原貞朗 (翻訳)임경택, 単著
펴낸곳 도서출판 동아시아, 2014年 - 『第1回畠山公開シンポジウム 西洋における中国／日本～17-19世紀のシノワズリーとジャポニスム報告書』
共著
ジャポニスム学会, 2012年10月 - 「日本の東洋美術史と瀧精一、中国美術史編纂をめぐる国際的・学際的競合」、稲賀繁美編『東洋意識、夢想と現実のあいだ』
藤原貞朗, 共著
ミネルヴァ書房, 2012年03月, ［査読有り］ - 稲賀繁美編『東洋意識、夢想と現実のあいだ』
共著
ミネルヴァ書房, 2012年03月 - （翻訳）『ゾラ・セレクション 美術論集』
三浦篤,藤原貞朗, 共訳
藤原書店, 2010年 - 「伝統意識はどのように創出されるのか」、『芸術は何を超えてゆくのか』（「未来を拓く人文・社会科学15」）
藤原貞朗, 共著
東信堂, 2009年03月, ［査読有り］ - 『芸術は何を超えてゆくのか』（「未来を拓く人文・社会科学15」）
沼野充義編, 共著
東信堂, 2009年 - 〔主要な業績〕オリエンタリストの憂鬱- 植民地主義時代のアンコール遺跡の考古学とフランスの東洋学者
単著
めこん, 2008年11月30日 - 伝統から創造へ 2（伝統と越境、日本学術振興会人文・社会科学振興プロジェクト研究事業）、平成19年度研究報告
近藤譲、松井優子、久万田晋、吉川和夫、鶴澤清介、土田真紀、高松晃子, 共著
2008年03月31日 - 〔主要な業績〕（翻訳）ダリオ・ガンボーニ著『潜在的イメージ、モダン・アートの曖昧性と不確定性』
単訳
三元社, 2007年09月 - 伝統から創造へ（伝統と越境、日本学術振興会人文・社会科学振興プロジェクト研究事業）、平成18年度研究報告
阿木津英、岡田昌子、米川裕枝、高松晃子、岡田裕成、小塩さとみ、菅聡子、田井竜一、藤原貞朗, 共著
2007年03月31日 - « Henri Focillon et son étude sur Hokusai »
単著
Hokusaï par Henri Focillon (Fage Édition), 2005年 - ジョン・クラーク著「近現代アジアの美術言説における『他化』」
単訳
島本浣、加須屋誠編『美術史と他者』(晃洋書房), 2000年 - ヴァトー、《シテール島での巡礼》、恋愛論としての絵画
野口榮子, 共著
ヨーロッパ美術史』(昭和堂), 1997年 - 『日本のゴッホ』から『裸の大将』へ
服部正, 共著
『美術史のスペクトルム、作品、言説、制度』(光琳社), 1996年
講演・口頭発表等
- 〔主要な業績〕フォーヴィスムの変容、フランスから日本へ
藤原貞朗
笠間日動美術館講演会, 2024年11月02日 - 〔主要な業績〕1930年代フランスのネオ＝ユマニスムとポストモダンの世界像
藤原貞朗
日本フランス語フランス文学学会2024年度秋季大会, 2024年10月27日 - 〔主要な業績〕吉田秀和賞受賞講演
第33回吉田秀和賞受賞式, 2023年11月11日 - 〔主要な業績〕合評会『共和国の美術』
藤原貞朗
成城大学研究機構グローカル研究センター研究会, 2023年07月08日 - 20世紀アンコール遺跡の考古学とフランス東洋学者（２）
藤原貞朗
北京中央美術研究所美術講座, 2022年10月22日, ［招待有り］ - 20世紀アンコール遺跡の考古学とフランス東洋学者
藤原貞朗
広州美術大学美術講座, 2022年09月24日, ［招待有り］ - 生誕百年展以後のマネ 1930年代フランスと1960年代アメリカ
日仏美術学会シンポジウム「マネをめぐる人々」, 2022年03月05日, 日仏美術学会, ［招待有り］
20220305 - 『幻想の中世』と近代の日仏文化交流 中世美術史家と東洋学者のネットワーク
日仏会館日仏文化講演シリーズ第348回, 2021年03月08日, 日仏会館, ［招待有り］ - ルネ・ユイグと共和国の美術史編纂 モダニズム終焉の認識とネオ・ユマニスム
日仏美術学会ワークショップ『1930年周辺のポストモダンとネオ・ユマニスムの文芸史観』, 2021年02月20日 - バンテアイスレイ事件から『想像の美術館』へ：アジア考古学史のなかのアンドレ・マルロー
国際シンポジウム マルロー再考 その領域横断的思考の今日的意義, 2019年12月07日, 上智大学ヨーロッパ研究所 アンドレ・マルロー国際シンポジウム実行委員会, ［招待有り］
20191207, 20191208 - フランスのインドシナ学と日本
日仏東洋学会シンポジウム「日仏東洋学を振り返る」, 2019年03月30日, 日仏東洋学会 - 竹久夢二と美女・美少女の美術史
放送大学ライブラリー講演, 2019年03月23日 - 大戦間および戦時のインドシナ学をめぐる日仏東洋学者の学術交流
日仏東洋学会シンポジウム「日仏東洋学交流史の再検討」, 2017年11月18日, 日仏東洋学会 - 山下清と昭和の美術
藤原貞朗
2016年06月18日, 茨城大学図書館, ［招待有り］ - 永仁の壺事件と日本の伝統工芸
藤原貞朗
放送大学ライブラリー講演, 2015年12月19日, 放送大学 - 東洋美術史編纂をめぐる国際的・学際的競合と齟齬東洋美術史
藤原貞朗
比較文学会東京大会, 2015年10月17日, 比較文学会, ［招待有り］ - 1931年パリ国際植民地博覧会と驚異の美術
展覧会「アール・デコと古典主義 幻想絶佳」記念講演会, 2015年02月22日, 展覧会「アール・デコと古典主義 幻想絶佳」記念講演会 - L’Affaire de la « Jarre de l’époque Einin» ou un simulacre de tradition japonaise de la céramique
藤原貞朗
Berceau du temps, Passage des âmes, Maison de la culture du Japon à Paris, 2015年01月23日, パリ日本文化会館（パリ）、日本文化研究センター - 山下清と昭和の美術
放送大学ライブラリー講演会, 2014年07月19日, 放送大学茨城学習センター、茨城県立図書館 - 岡本太郎と潜在的イメージ
藤原貞朗
展覧会「岡本太郎と潜在的イメージ」記念講演会, 2014年06月15日, 川崎市岡本太郎美術館（神奈川） - 山下清のマーケティング戦略
民族藝術学会公開シンポジウム「アウトサイダー・アート再考、その流通とマーケット」, 2014年04月20日, 民族藝術学会、甲南大学 - 似セモノと伝統、あるいは、妖怪と亡霊
藤原貞朗
研究会『うつしとうつわ〜偽物・海賊・植民地市場〜』, 2014年03月01日, 科研「海賊史観から交易を検討する：国際法と密貿易 - 海賊商品流通の学際的･文明史的研究」、京都大学 - 大戦間期の日仏会館の東洋学者とフランス極東学院、日仏会館創設に関する新資料の紹介
藤原貞朗
日仏会館創立90周年記念国際シンポジウム, 2013年10月05日, 日仏会館 - 天心の子供たち～瀧精一と濱田耕作
共同研究会「人文諸科学の科学史的研究」（代表：井上章一）, 2012年12月15日, 国際日本文化研究センター（京都） - 司会
科研費国際シンポジウム「装飾とデザインのジャポニスム」（代表：馬渕明子）, 2012年12月15日, 日本女子大学（東京） - マネの筆致をどう記述するか、「タシュ」とゾラの撞着語法
日仏美術学会第120回例会, 2011年12月17日, 日仏美術学会 - フランスにおける中世美術史編纂の諸問題とアンリ・フォシヨン
藤原貞朗
日仏美術学会ワークショップ「1920～30年代の美術史家と美術批評家－フランス美術史編纂の歴史研究試論（３）」, 2011年11月13日, 日仏美術学会 - 司会、コーディネーター
ジャポニスム学会・公益財団法人畠山文化財団共催シンポジウム「西洋における中国／日本、16～19世紀のシノワズリーとジャポニスム」, 2011年11月05日, ジャポニスム学会 - コメンテーター
UTCPワークショップ「エドゥアール・マネの絵画、イメージの等価性と操作性をめぐる試論」, 2011年09月24日, 東京大学グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター」(UTCP) - 瀧精一と東洋美術史
藤原貞朗
科研費研究会「1910～30年代の国際的環境のなかの中国美術」, 2011年07月16日, 基盤研究Ａ「東洋」的価値観の許容臨界:「異質」な思想・藝術造形の国際的受容と拒絶、研究代表者：稲賀繁美 - アンリ・フォシヨンとポストジャポニスムの美学
藤原貞朗
ジャポニスム学会2011年度例会, 2011年07月09日 - オリエンタリストたちの日仏交流〜日本とフランスの齟齬
日仏人文社会科学系若手研究者セミナー, 2010年01月23日, 日仏会館 - 1930年代のフランスの美術史学と歴史学の問題
日仏美術学会ワークショップ発表「1920～30年代の美術史家と美術批評家－フランス美術史編纂の歴史研究試論（２）」, 2009年12月19日, 日仏美術学会 - 『オリエンタリストの憂鬱』以後〜これからのアンコール遺跡の調査研究のために
第33回「ヨーロッパと日本における植民地と近代性」研究会, 2009年10月24日, 「ヨーロッパと日本における植民地と近代性」研究会 - Art Appreciation in the Far East as Esthetic Communication
日本美学と視覚性の問題, 2009年07月06日, 国際日本文化研究センター - 美術史概説叢書にみる美術史家の役割－レオ、フォシヨン、ジャモ、ユイグが語る普遍性l’universel と人間性 l’humainと古典 le classiqueに注目して考える
日仏美術学会ワークショップ「1920～30年代の美術史家と美術批評家－フランス美術史編纂の歴史研究試論」, 2008年12月20日 - 日本の東洋美術史観の変化（1920～1930年代を中心に）～欧米との競合のなかで
国際日本文化研究センター共同研究会「東洋美学・東洋的思惟を問う：自己認識の危機と将来への課題」, 2008年05月24日 - 日本の近代陶芸史
日本学術振興会人文科学振興プロジェクト「伝統と越境」研究グループ第10回研究会, 2007年02月 - パリの万国博覧会とアンコール考古学の近代化
東アジア美術文化学会（ソウル）国際学会「万博と東アジア」, 2006年11月, ［招待有り］ - Angkor Vat in Paris; The 1931 Colonial Exposition in Paris and Cultural Activities of the Ecole française d’Extrême-Orient
Quest and Encounter. The Asian Humanities in a Global Context, 2006年06月, ［招待有り］ - 20世紀前半期のフランスにおける東洋美術研究の理念と方法―植民地主義・形式主義・普遍主義
日仏美術学会25周年記念シンポジウム「美術史におけるフランスと日本」, 2006年01月, ［招待有り］ - 日本の美術史編纂と伝統の創出・生成
日本学術振興会人文科学振興プロジェクト「伝統と越境」研究グループ第3回研究会, 2005年 - 伝統という名の機制
日本学術振興会人文科学振興プロジェクト「伝統と越境」研究グループ第6回研究会, 2005年 - 1920－1930年代のフランス美術におけるハイブリッドなものの位置 － 無秩序な美術界のリアル･ポリティクスとしての異種共存 －
美學会東支部平成16年度第２回例会, 2004年 - 20世紀前半期の西欧における中国古美術の評価
第56回美術史学会全国大会, 2003年 - アンコール美術の『保存』と『破壊』、仏印時代のフランス極東学院の知られざる仕事とその結末
民族藝術学会全国大会, 2001年 - フランスによるアンコール美術史編纂のプロセスとその問題点
国際日本文化研究センター主催シンポジウム「近代東アジア美術史学、建築史学、考古学の成立：文化財行政とその周辺」, 2001年, ［招待有り］ - アンリ・フォシヨンの美学・美術史における岡倉天心の影響
第51回美学会全国大会発表, 2000年 - マネの筆致をどう記述するか、絵画作品と観者の距離から
第47回美学会全国大会, 1996年 - エドゥアール・マネとモダニズムの起源再考をめぐって
第２回日仏美術学会ワークショップ, 1996年, ［招待有り］ - 確信犯的自己没入、マイケル・フリードの美術史研究について
日仏美術学会会報, 1994年 - マネのアトリエ、《エスパダの衣装を着たヴィクトリーヌ嬢》の芝居がかりをめぐって
第47回美術史学会全国大会, 1994年
共同研究・競争的資金等の研究課題
社会貢献活動
- 著者・藤原貞朗が明かす ほんの裏ばなし ルーヴル美術館
その他
中日新聞（他）, 2025年02月02日 - 『ルーヴル美術館ブランディングの百年』を読む
出演
（対談）月刊ALL REVIEW 藤原貞朗×鹿島茂, 2024年12月21日 - （インタビュー記事）あとがきのあと ルーヴル美術館 藤原貞朗氏
その他
日本経済新聞, 2024年12月14日 - （インタビュー記事）吉田秀和賞の藤原教授
その他
中日新聞（他）, 2024年01月19日 - （インタビュー記事）今、気になる人に会いに行く。藤原貞朗さん
その他
月刊みと, 2023年12月 - 岡倉天心書簡解説
出演
岡倉天心偉蹟顕彰会, 第25回天心サミットin 五浦、『朗読と音楽でたどる天心からの手紙』, 2023年10月21日 - （インタビュー記事）『共和国の美術』、藤原貞朗さん
その他
月刊アートコレクターズ, 2023年05月 - 茨城大学地域連携講座「板谷波山と茨城の美術」
講師
茨城県立歴史館, 2016年05月14日 - 放送大学ライブラリー講演「永仁の壺事件と日本の伝統工芸」
講師
放送大学, 2015年12月19日
